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学科概要

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先端芸術表現科

<表現の問題>について問いかけます

1999年4月に設置されたこの学科は、「美術」の分野を超える教育研究の実践を目指しています。従来の芸大・美大では、扱う技法によって各科が編成されてきましたが、先端芸術表現科では、芸術の持つ意味そのものを「表現の問題」として問いかけます。


多様なメディアを横断的に学びます

ドローイング、工作、写真、映像といった「美術」の領域のメディアに加え、身体、音楽、コンピュータなど様々な表現メディアの基礎を身につけ、「これからの美術とはなにか」について教員と学生がともに考える場を作り出していきます。こうした領域の理論を講義として学ぶとともに、それぞれのスタジオに分かれて実際に作品を作り出していくカリキュラムが組まれています。


社会に向けて開かれた存在でありたい

大学のなかに閉じこもっていては、現代を呼吸することはできません。設置以来、「取手アートプロジェクト」をはじめ、地域や社会に深く根ざしたアートプロジェクトや国際的なプロジェクトに積極的に参画し、グローバル化した世界に向けて、私たちの生の意味について、創造と提案を続けてきました。テーマは、人間の意識変革、文化拠点としての地域、コミュニティの再創造など多岐にわたっています。


きめ細かな指導体制をとっています

新しいかたちのコミュニティとして、大学を機能させたい。先端芸術表現科は、従来の「教える」「教わる」関係の再構築をめざしています。1年次から学年担当によって懇切な指導が行われ、3年次には、研究室に所属し理論と実践を鍛えていきます。教員と学生によって作られたゆるやかな共同体は、国際社会とのハブとなりうる拠点でもありたいと考えています。


どんな進路も開かれています

この学科が育成してきたのは、アーティストばかりではありません。これまでの芸大生・美大生が選んできた進路にとどまらず、社会に対する鋭い問題意識を持った多彩な人材を輩出しています。先端芸術表現科の卒業生は、インディペンデントな起業家、あるいは組織の一員として、ファシリテーター、プロデューサー、編集者、研究者となって、さまざまな領域で活躍しています。アートによって社会と人間を変えていく。それが先端芸術表現科のめざす未来です。